11月7日これからの上昇に期待注目銘柄

日東工業(6651)

電設資材や配電盤大手の日東工業(6651)は、中期経営計画の最終2期(2023年3月期、2024年3月期)は、自己資本の積み増しを抑制してROE(*1)の向上を目指す意図も込めて、配当性向100%を目標にする。

高千穂交易(2676)

独立系技術商社の高千穂交易(2676)は、2025年3月期までの中期経営計画期間中は「ROEの3期平均8%達成まで配当性向100%の継続」を掲げる。好採算のクラウド製品保守サービスが伸長しており、今2023年3月期は2期連続の過去最高益更新を目指す同社だが、「ROEの3期平均8%」の達成には至らず、配当性向100%となる可能性が高い。

リソー教育(4714)

首都圏を地盤に個別指導受験塾「TOMAS」を展開するリソー教育(4714)も、配当性向100%が事実上の目標だ。近年は配当性向90%以上を継続する。2019年、2020年に会社法が定める配当可能額を上回る配当をしたとして再発防止策を公表しているが、同社が発表する今2023年2月期の1株当たり配当金から逆算してみると、配当性向は約100%になる。