四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(2月20日発表)

 三菱電機 <6503>
従来未定としていた24年3月期の年間配当は50円(前期は40円)実施する方針とした。今期の業績動向や財務体質の状況を踏まえ、株主への利益配分を増やす。

SDSホールディングス <1711>
株主優待制度を導入。24年3月末時点で1000株以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じて指定の優待商品(1万~2万円相当)を贈呈する。24年3月末および9月末時点で5000株以上保有する株主には追加で3万円相当の優待商品を贈呈する。

レシップHD <7213>
24年3月期の連結経常損益を従来予想の18億円の黒字→30億円の黒字(前期は2億円の赤字)に66.7%上方修正し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。輸送機器事業で新紙幣発行に伴う製品の更新や改造作業が計画より前倒しで進むことに加え、産業機器事業における価格改定効果が上振れの要因となる。売上原価率の低減や販管費の削減も利益を押し上げる。

スノーピーク <7816>
MBO(経営陣が参加する買収)による株式の非公開化を目指す。ベインキャピタル傘下のBCJ-80がTOB(株式公開買い付け)を実施する。TOB価格は1株1250円で20日終値を9.8%上回る水準。買い付け期間は2月21日から4月12日まで。