四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(3月1日発表)

第一生命ホールディングス <8750>
株主優待制度を新設。毎年100株以上を保有する株主を対象に、健康保険組合等の会員のみに提供しているヘルスケアアプリ「QOLism」の利用権限を付与する。保有数に応じアプリ内で最大5000円相当のポイントを獲得することができる。

ホッカンHD <5902>
24年3月期の連結経常利益を従来予想の35億円→49億円に40.0%上方修正。増益率が11倍→15倍に拡大する見通しとなった。充填事業におけるペットボトル製品が残暑の影響などで堅調に推移したことが要因。コスト削減に加え、エネルギーコストが想定を下回ることも上振れに貢献する。

サクシード <9256>
従来無配としていた24年3月期の期末一括配当は初配当となる14円を実施する方針とした。来期以降の投資計画を勘案しても安定した配当を維持できる財務状況であると判断し、株主への利益配分を開始する。

四国化成ホールディングス <4099>
発行済み株式数(自社株を除く)の12.2%にあたる620万株(金額で107億5700万円)を上限に、2月29日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。取得した自社株は3月8日付で全て消却する。