四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(2月16日発表)

ベステラ <1433>
24年1月期の連結経常損益を従来予想の2億8600万円の黒字→4億2000万円の黒字(前の期は9400万円の赤字)に46.9%上方修正した。プラント解体の豊富な工事需要を背景に受注高が過去最高水準で推移する中、工事監督の採用が順調に進み、完成工事高が想定以上に進捗したことが寄与。保険解約金の返還などに伴う利益の計上も上振れの要因となった。

JRC <6224>
15日の取引終了後、69万3500株(自己株式を除く発行済み株数の5.47%)を上限に、16日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で自社株を取得すると発表。これが好感された。買い付け価格は15日終値の801円。なお、東証の自己株式立会外買付取引情報によると、JRCはこの日予定通り買い付けを実施した。

CaSy <9215>
家事代行事業者に向けた独自開発の新サービス「MoNiCa(モニカ)」の提供を始めるとしており、今後の事業拡大への期待感が高まっている。同サービスは、家事代行事業者に向けて独自開発したデジタルトランスフォーメーション(DX)と事業成長を後押しする業務管理システム。業務時間の短縮やミスの軽減を実現できるという。

さいか屋 <8254>
株主優待制度を拡充。現行制度に加え、さいか屋横須賀店内の飲食店「天ぷらと手延べそうめん あさやま」で利用できる食事割引券(年間1万円分)を贈呈する。