9月19日これからの上昇に期待注目銘柄

東洋製罐グループホールディングス(5901)

飲料缶やペットボトルなど包装容器首位の東洋製罐グループホールディングス(5901)。包装容器ではガラスや紙製品も扱い、鋼板関連事業では車載用の2次電池材料も手がける。通期の会社計画営業利益に対して第1四半期の進捗率は93.6%で、過去3年平均より60.7ポイント高かった。

ヨンキュウ(9955)

養殖業者への養殖用稚魚・飼料販売と鮮魚の販売が事業の2本柱で、愛媛県宇和島市に本社を構えるヨンキュウ(9955)がランクインした。2023年3月期第1四半期の営業利益進捗率は74.2%で、過去3年平均の25.9%を48.3ポイント上回った。養殖ブリやマグロなどの価格上昇に加えて、ハマチ稚魚の販売数量も増加したことが寄与した。

東洋エンジニアリング(6330)

そのほかにランクインした企業にも多く見られるのが、原材料・燃料価格の高騰が今期の利益を圧迫するとの見立てだ。ただ、東洋製罐GHDのように会社が予想していたよりも原材料・燃料価格の上昇幅が小さい状態で推移すれば、期初の計画に対して業績が改善することにつながる。