四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(2月21日発表)

 レイ <4317>
24年2月期の期末一括配当を従来計画の10円→15円(前期は15円)に大幅増額修正した。今期業績が堅調に推移していることを踏まえ、株主への利益配分を増やす。期末配当利回りは3.43%に上昇。権利付き最終日の27日を目前に控え、配当取りを狙う買いなどが期待される。

八洲電機 <3153>
今期経常を9%上方修正・最高益予想を上乗せ。また、特別株主優待を実施。24年3月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、保有株数と保有期間に応じて500~7000円分の「ジェフグルメカード」を贈呈する。

MORESCO <5018>
今期経常を13%上方修正。また、27年2月期に営業利益27億円(24年2月期計画は11.2億円)を目指す中期経営計画を策定。そのほか、発行済み株式数(自社株を除く)の0.87%にあたる8万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施する。

関西ペイント <4613>
発行済み株式数(自社株を除く)の8.78%にあたる2000万株(金額で400億円)を上限に自社株買いを実施。うち1732万3500株を22日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で取得する。また、総額1000億円のユーロ円建て新株予約権付社債(転換社債=CB)を発行する。調達資金はM&A資金や自社株買いなどに充てる。