四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(2月19日発表)

スギホールディングス <7649>
25年2月期の配当は35円を計画。2月末割当の1→3の株式分割実施を考慮すると24年2月期予想額80円から実質25円の増配となる。また、株主優待制度を変更。新制度では保有株数に応じて1000~5000円相当の優待券またはスギポイントを贈呈する。25年2月末から適用。そのほか、タイ石油公社の子会社PTT Oil and Retail Business Publicと、タイでのヘルス&ビューティケア事業の開始に向けた基本合意書を締結。

静岡ガス <9543>
自己株処分による44万1000株の公募とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限55万9000株の自己株処分を実施するほか、既存株主による328万6500株の株式売り出しを行う。発行価格は2月27日から3月4日までのいずれかの日に決定。

データセクション <3905>
東京証券取引所が19日から、同社株の信用取引に関する規制を解除すると発表。短期資金の流入が活発化するとの思惑が働いたようだ。日本証券金融も同日付で増担保金徴収措置を解除すると発表した。

ヤマシタHD <9265>
前週末16日の取引終了後に自社株買いを発表したことが好材料視された。上限を13万3000株(発行済み株数の5.21%)、または3億5000万円としており、取得期間は2月19日から8月23日まで。資本政策の柔軟性及び機動性を確保するためとしている。