四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(12月2日発表)

京都銀行(8369)

「国内基準」でランキング1位は京都銀行(8369)だった。京都銀行の財務基盤は堅固だ。2023年3月末の一般の自己資本比率は9.0%。メガバンクも含めた全上場銀行でも2位の高水準だ。店舗資産などを保持する必要がない、ネット銀行のセブン銀行(8410)が1位であることを考慮すると「実質1位」といえそうだ。

フィナンシャルグループ(5831)

傘下の静岡銀行が設立80周年を迎えた、しずおかフィナンシャルグループ(5831)が「国際統一基準」で1位だった。静岡銀行(旧8355)が、2022年10月に持ち株会社に移行して、設立された。同行は各種の銀行ランキングで上位にランクインする地銀の優良行だ。

八十二銀行(8359)

「国際統一基準」で2位の八十二銀行(8359)の総自己資本比率は18.36%。近年は20%前後の総自己資本比率を維持する。2023年6月には長野銀行(旧8521)を子会社化した、長野県のトップバンクだ。