四季報記者が注目する2024年9月大化け期待の10銘柄 8月26日

投稿者: | 2024年8月26日

日本セラミック <6929>
上期経常は一転5%増益で上振れ着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.19%にあたる50万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月5日から10月31日まで。

APAMAN <8889>
MBO(経営陣が参加する買収)による株式の非公開化を目指す。大村浩次社長が代表を務めるASNがTOB(株式公開買い付け)を実施する。TOB価格は1株729円で2日終値を43.8%上回る水準。買い付け期間は8月5日から9月17日まで。

荒川化 <4968>
25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は8億円の黒字(前年同期は6.7億円の赤字)に浮上して着地。電子部品需要の回復を背景に機能性コーティング材料用の光硬化型樹脂の販売が増加したほか、海外で板紙向け紙力増強剤やロジン系粘着・接着剤用樹脂が伸びたことが寄与。円安による為替差益の発生なども利益を押し上げた。

アバントG <3836>
24年6月期の連結経常利益は前の期比26.2%増の41.2億円で着地。続く25年6月期は前期比18.9%増の49億円と10期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。前期は旺盛なデジタル投資ニーズを追い風にDX推進事業が大きく伸びたうえ、アウトソーシングビジネスも高い成長率を維持した。今期もソフトウエアビジネスの成長継続を背景に2ケタ増収増益を目指す。